インプレス[コンピュータ・IT]ムック LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する
インプレス / 2018年11月22日 / 全319ページ
組織パフォーマンスの改善策を科学的に探る!―本書は、数年にわたる科学的で厳密な調査研究を基に、開発組織を改善するために必要な仕組みを解説しています。LeanやDevOpsといった開発・運用スタイルが、組織文化、リーダーシップ/マネジメントとどう関連しているかを明らかにし、パフォーマンス向上を促すケイパビリティ(組織の様々な機能・能力)を示しました。本書の内容は、パフォーマンス向上の原則を最も信頼のおける形で示しており、ITに関わる方々に限らず、多くの人々にとって意義深い一冊となっています。
目次
- 商標
- 称賛の声
- 本書に寄せて
- 序文
- クイックリファレンス―改善促進効果の高いケイパビリティ
- はじめに
- 第1部 調査結果から見えてきたもの
- 第1章 業務を加速させるということ
- 1.1 「成熟度」ではなく「ケイパビリティ」に焦点を
- 1.2 エビデンスに基づいた変革のキーはケイパビリティ
- 1.3 DevOps採用の価値
- 第2章 開発組織のパフォーマンスを計測
- 2.1 従来の測定手法の問題点
- 2.2 望ましい尺度
- 2.3 組織のパフォーマンスとデリバリのパフォーマンス
- 2.4 変革の推進
- 第3章 組織文化のモデル化と測定、改善の方法
- 3.1 組織文化のモデル化と測定
- 3.2 組織文化の測定
- 3.3 Westrumモデルで予測できること
- 商標
- 称賛の声
- 本書に寄せて
- 序文
- クイックリファレンス―改善促進効果の高いケイパビリティ
- はじめに
- 第1部 調査結果から見えてきたもの
- 第1章 業務を加速させるということ
- 1.1 「成熟度」ではなく「ケイパビリティ」に焦点を
- 1.2 エビデンスに基づいた変革のキーはケイパビリティ
- 1.3 DevOps採用の価値
- 第2章 開発組織のパフォーマンスを計測
- 2.1 従来の測定手法の問題点
- 2.2 望ましい尺度
- 2.3 組織のパフォーマンスとデリバリのパフォーマンス
- 2.4 変革の推進
- 第3章 組織文化のモデル化と測定、改善の方法
- 3.1 組織文化のモデル化と測定
- 3.2 組織文化の測定
- 3.3 Westrumモデルで予測できること
- 3.4 技術系の組織に対するWestrumモデルの意義
- 3.5 組織文化をどう変えていくか
- 第4章 技術的プラクティス―継続的デリバリの基本原則と効果
- 4.1 「継続的デリバリ」とは?
- 4.2 継続的デリバリの効果
- 4.3 品質に対する継続的デリバリの効果
- 4.4 継続的デリバリのプラクティス―有効性の高いものは
- 4.5 継続的デリバリの導入
- 第5章 アーキテクチャのキーポイント
- 5.1 システムのタイプとデリバリのパフォーマンス
- 5.2 注力すべきはデプロイとテストの容易性
- 5.3 疎結合アーキテクチャにはスケーリング促進効果も
- 5.4 必要なツールをチーム自らが選択できる
- 5.5 アーキテクチャ設計担当者が焦点を当てるエンジニアと成果
- 第6章 デリバリライフサイクルに情報セキュリティを組み込む
- 6.1 情報セキュリティのシフトレフト
- 6.2 「セキュアなソフト」を目指す動き
- 第7章 ソフトウェア管理のプラクティス
- 7.1 リーンマネジメントのプラクティス
- 7.2 負担の軽い変更管理プロセス
- 第8章 製品開発のプラクティス
- 8.1 リーン製品開発のプラクティス
- 8.2 チームによる実験
- 8.3 効果的な製品管理によるパフォーマンスの向上
- 第9章 作業を持続可能にするデプロイ負荷とバーンアウトの軽減
- 9.1 デプロイ関連の負荷
- 9.2 バーンアウト
- 第10章 従業員の満足度、アイデンティティ、コミットメント
- 10.1 従業員ロイヤルティ
- 10.2 組織文化と帰属意識の改善
- 10.3 組織のパフォーマンスに対する職務満足度の影響
- 10.4 IT業界における多様性―本調査研究で浮き彫りになった現実
- 第11章 変革型リーダーシップとマネジメントの役割
- 11.1 変革型リーダーシップ
- 11.2 管理者の役割
- 11.3 組織文化を改善しチームを支援するための秘訣
- 第2部 調査・分析方法
- 第12章 統計学的背景
- 12.1 第一次調査研究と第二次調査研究
- 12.2 質的と量的の2種類の調査研究
- 12.3 分析法の種類
- 12.4 記述的分析(記述統計)
- 12.5 探索的分析
- 12.6 推計予測的分析
- 12.7 予測的分析、因果的分析、機械論的分析
- 12.8 多変量解析
- 12.9 本書に掲載した調査研究
- 第13章 計量心理学入門
- 13.1 潜在的構成概念をもつデータの信頼性
- 13.2 潜在的構成概念は測定対象に対する考察を促す
- 13.3 潜在的構成概念はデータの見方を複数与えてくれる
- 13.4 潜在的構成概念は不良データを防ぐセーフガード
- 13.5 潜在的構成概念のシステムデータへの適用
- 第14章 アンケート調査を採用する理由
- 14.1 データの収集と分析を素早く行える
- 14.2 システムデータを用いたシステム全体の測定は困難である
- 14.3 システムデータによる完全な測定は困難である
- 14.4 アンケート調査によるデータは信頼できる
- 14.5 アンケート調査によってしか測定できない事柄がある
- 第15章 データの収集方法
- 第3部 改善努力の実際
- 第16章 ハイパフォーマンスを実現するリーダーシップとマネジメント
- 16.1 ハイパフォーマンスなチームや組織を実現する管理体制
- 16.2 リーダーシップの変革、マネジメントの変革、チームプラクティスの変革
- 第17章 おわりに
- 付録A 改善促進効果の高いケイパビリティ
- A.1 継続的デリバリの促進効果が高いケイパビリティ
- A.2 アーキテクチャ関連のケイパビリティA.3 製品・プロセス関連のケイパビリティ
- A.4 リーン思考に即した管理・監視に関わるケイパビリティ
- A.5 組織文化に関わるケイパビリティ
- 付録B 統計データ
- B.1 組織のパフォーマンス
- B.2 ソフトウェアデリバリのパフォーマンス
- B.3 品質
- B.4 燃え尽き症候群とデプロイ関連の負荷B.5 技術的ケイパビリティ
- B.6 アーキテクチャ関連のケイパビリティ
- B.7 リーンマネジメント関連のケイパビリティB.8 リーン製品管理関連のケイパビリティ
- B.9 組織文化のケイパビリティ
- B.10 アイデンティティ、従業員ネットプロモータースコア(eNPS)、職務満足度
- B.11 リーダーシップ
- B.12 多様性
- B.13 その他
- 付録C 本調査研究で使用してきた統計的手法C.1 調査の準備
- C.2 データの収集C.3 バイアスの検定
- C.4 相関の検定
- C.5 分類のための検定
- 謝辞
- 参考文献
- INDEX
- 著者紹介
- 翻訳者+STAFF LIST
- 奥付
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