MdN Mook デザイン家電は、なぜ「四角くて、モノトーン」なのか?
エムディエヌコーポレーション / 2014年01月10日 / 全256ページ
【フォルムの歴史とルールがわかれば、デザインはこんなに面白い。】
本書は、デザインを理解したいと思っている一般の方や、なんとなくデザインがいつも気になっている方が対象のデザイン読本です。身のまわりにある「家電」や「家具」「カメラ」などの具体例を挙げながら、デザインの基本的なルールと、プロダクトデザインの歴史的な変遷を追い、表題の「四角くて、モノトーン」が製品デザインの基本ルールである理由、そしてデザインがどこに向かっていくかを解き明かしていきます。
本書は、デザインを理解したいと思っている一般の方や、なんとなくデザインがいつも気になっている方が対象のデザイン読本です。身のまわりにある「家電」や「家具」「カメラ」などの具体例を挙げながら、デザインの基本的なルールと、プロダクトデザインの歴史的な変遷を追い、表題の「四角くて、モノトーン」が製品デザインの基本ルールである理由、そしてデザインがどこに向かっていくかを解き明かしていきます。
目次
- 扉
- はじめに もっと気楽にデザインの話をしよう
- 目次
- 免責事項
- ■第1章 面白い家電デザイン
- 1-1 デザインにはルールがある
- 1-2 製品は必ず一度丸くなる
- 1-3 三角形の製品も時々現れる
- 1-4 製品は流線形の洗練を受ける
- 1-5 面白いデザインが生まれるとき
- 1-6 意味のある形 メタファー
- 1-7 強烈な印象を残したポストモダンデザイン
- column『ホモ・ルーデンス』ヨハン・ホイジンガ著
- ■第2章 フォルム 見た目の第一印象
- 2-1 売れるのはフォーマルなデザイン
- 2-2 デザインの真面目と遊び
- 2-3 コンセプトとフォルム
- 2-4 フォルムとは今後の付き合い方を決める第一印象
- 2-5 趣味とデザイン
- 2-6 製品が四角い二つの理由
- 扉
- はじめに もっと気楽にデザインの話をしよう
- 目次
- 免責事項
- ■第1章 面白い家電デザイン
- 1-1 デザインにはルールがある
- 1-2 製品は必ず一度丸くなる
- 1-3 三角形の製品も時々現れる
- 1-4 製品は流線形の洗練を受ける
- 1-5 面白いデザインが生まれるとき
- 1-6 意味のある形 メタファー
- 1-7 強烈な印象を残したポストモダンデザイン
- column『ホモ・ルーデンス』ヨハン・ホイジンガ著
- ■第2章 フォルム 見た目の第一印象
- 2-1 売れるのはフォーマルなデザイン
- 2-2 デザインの真面目と遊び
- 2-3 コンセプトとフォルム
- 2-4 フォルムとは今後の付き合い方を決める第一印象
- 2-5 趣味とデザイン
- 2-6 製品が四角い二つの理由
- 2-7 もう一つの切実な理由
- 〈年表〉フォルムと解放感
- ソットサス フォルムのエポックメーカー[1]
- インターナショナルスタイルとメンフィス[2]
- モダンデザインとポストモダンデザイン[3]
- 解放されたフォルムたち[4]
- ブラウン ユートピアを目指したフォルム[5]
- ソニー 日本人に自信を与えたフォルム[6]
- アップル ポストモダンの思想的後継者[7]
- アップル 固定観念からの解放[8]
- アップル アートとデザインの架け橋[9]
- アップルの子供たち アートとデザイン[10]
- ■第3章フォルムのルール
- 3-1 ルールがあるから面白い
- column 『装飾とデザイン』山崎正和著
- 3-2 素材と製法のルール
- 3-3 形のルール[1]5つの基本パーツ・シンメトリー・プロポーション
- column 『形の美とは何か』三井秀樹著
- 3-4 形のルール[2]トラック楕円
- 3-5 形のルール[3]掃引体と回転体
- 3-6 形のルール[4]縦横比のプロポーション
- 3-7 形のルール[5]黄金長方形と白銀長方形
- 3-8 形のルール[6]左右対称のシンメトリー
- 3-9 形のルール[7]角RとC面
- column 『美しくみせるデザインの原則』キンバリー・イーラム著
- 3-10 形のルール[8]張り・ふくらみ・キャラクターライン
- 3-11 色のルール アメリカ生まれの白物家電と日本生まれの黒物家電
- column 『生きのびるためのデザイン』ヴィクター・パパネック著
- 3-12 ルールに忠実な直球フォルム
- 3-13 使いやすさのフォルム[1]マジックナンバー
- 3-14 使いやすさのフォルム[2]ピクトグラム
- 3-15 使いやすさのフォルム[3]使いやすさのストライクゾーン
- column 『誰のためのデザイン?』ドナルド・A・ノーマン著
- ■第4章 家電デザインの楽しみ方
- 4-1 原型とストライクゾーン 椅子のフォルムの歴史
- 4-2 ユーザーが決めるストライクゾーン デジタルカメラのフォルムの変遷/リコーと富士フイルム
- column 『エモーショナル・デザイン』ドナルド・A・ノーマン著
- 4-3 家電デザインの楽しみ方[1]大切なのは「なにこれ? 面白い!」
- 4-4 家電デザインの楽しみ方[2]デザインの神様はディテールに宿る
- 4-5 家電デザインの楽しみ方[3]本物らしいフォルム 自然物と人工物のメタファー
- column 『モノのカタチ20世紀デザイン進化論』坂井直樹著
- ■第5章 アップルデザインはどこがすごいのか?
- 5-1 ブラウン・ソニー・アップルの共通点
- 5-2 ブラウンの変化球フォルム 「四角くてモノトーン」な小型家電を提案したメーカー
- 5-3 ソニーの変化球フォルム 高性能・小型軽量・ヘビーデューティー
- 5-4 アップルの変化球フォルム[1]光と動きのフォルム グラフィカルユーザーインターフェイス
- 5-5 アップルの変化球フォルム[2]原型 オールインワン・ノート・タブレット
- 5-6 アップルの変化球フォルム[3]ワンボタン
- 5-7 アップルの変化球フォルム[4]単純化(割り切り)
- 5-8 アップルの変化球フォルム[5]プラスティックと加工技術
- 5-9 アップルの変化球フォルム[6]金属素材と加工技術
- 5-10 アップルの変化球フォルム[7]なぜ最近のアップル製品は四角くてモノトーンなのか
- column 筆者のカメラ遍歴
- 5-11 ブラウンが切り開き ソニーが開拓してアップルが遊ぶ
- column 『地球のためのデザイン』ヴィクター・パパネック著
- おわりに 3Dプリンターはユーザーを変えるのか?
- 参考文献出典一覧
- 奥付
- カバー
※このデジタル雑誌には目次に記載されているコンテンツが含まれています。それ以外のコンテンツは、本誌のコンテンツであっても含まれていません のでご注意ください。
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合があります。